コーヒーの木と耐寒性
おはようございます。
向井務です。
気候変動による、コーヒーの木の生育領域が高緯度化するという予測のもと、
コーヒー栽培に大きなダメージがあるという未来観測が最近多く出てきています。
今現在、北半球で見た場合の露地栽培の北限はおそらく日本の九州南部くらいだと思います。
実際の栽培地を見てみると土地の緯度はもちろん標高と以外にブラジルなどで
栽培地域が限定される原因が、海流による気温変化です。
エルニーニョ、ラニーニョがよく聞かれますが、大西洋側でも同じような現象があり、
地球全体で見たときには弾みのある天秤のように気温の釣り合いが取られているようです。
コーヒーなどは耐寒性がもともと低いので、
私の調べたところだと摂氏5度の地温を切ると栽培は難しいようです。
ただ、レモンなどの栽培種の例のように、少しずつ高緯度の方向に向かって
栽培を可能とする種も多くあることも確かです。
コーヒーも突然変異種や人工交配種の中から耐寒性のあるものがこれから
高緯度帯で多く栽培されるようになるのかもしれませんね。
私としては、耐寒性のある近縁種に接木をして、栽培する方法を試みてみたいと思います。
多くの問題は根の耐寒性だと思ってますので^^
The accident that led to the discovery of climate-change-proof coffee
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